歯周病
こんにちは☀️
歯科衛生士の栄田です。
6月に入りジメジメとした季節が
やってきますね(><)
暑くなってきますので水分補給を
忘れずにしてくださいね!
その際、スポーツドリンクなど糖分の入った飲み物のちょこちょこ飲みをしてしまうと、
虫歯リスクがグッと高くなってしまいますのでお気をつけください😙
ちょうど1年ぶりのブログ担当ですが、なかおか歯科こども歯科で働き始め1年が経ちました。
これからもみなさんのお口の健康をサポートしていきたいと思います😊
さて、話は変わりますが、みなさんは歯周病についてどのくらいご存知でしょうか?
よくテレビなどで耳にする歯槽膿漏ってありますよね。あれも実は歯周病のことなんです!
今回は歯周病治療のSRPについてお話していきます。
<そもそも歯周病って・・・?>
プラーク中の細菌によって生じる炎症性の疾患で、
歯茎の炎症のみでなく歯を支える歯槽骨まで炎症が波及し、
骨の吸収が起きます。
骨の吸収に伴い、歯茎が下がったり、歯の揺れが起こってきます。
歯周病は痛みがないため気付かない間に進行してしまいます。
これが歯周病の怖いところなんですヽ(;▽;)
<歯周ポケット内の歯石除去(SRP)>
歯周病にかかると歯周ポケットが形成されます。
この歯周ポケットにプラークや歯石が沈着すると、炎症が治らず歯周病が進行してしまいます。
深い歯周ポケット内の清掃は普段の歯磨きでは難しく、歯科医院で行うクリーニングが必要です。
歯周ポケット内のクリーニングは汚れの程度により通院回数が異なりますが、
一度に4〜6歯ずつ、4〜6回程度の通院が必要となります。
<SRPの効果>
SRPを行うとどのようなメリットがあるのでしょうか?
SRPを行うことで、歯の根面の細菌数が減り、
歯周病原細菌の割合も減ると考えられています。
また根面が滑沢になります。
滑沢になることで、細菌が付きにくくなりプラークの再形成が格段に抑制されます。
また、歯肉の再付着も促進されます✨
<使用器具>
SRPにはキュレットスケーラーという専用のスケーラーを使います。
通常のスケーラー(歯石除去の器具)と違い、
歯茎の中に挿入しても傷つかないよう片方の面が丸くなっています。
歯周ポケット内はもちろん目で見ることができないため、
指先の感覚で歯石を触知します。
担当する歯科衛生士がしっかりと歯石を探知し除去していきます✨
<自宅でのセルフケア>
SRPでは患者様の自宅でのセルフケアがとても重要になります!
歯科医院できれいにクリーニングをしても、普段のケアが疎かになってしまうと
健康な口腔内を保つことができません。
SRPに入る前に歯科衛生士から患者様のお口に合わせた清掃方法を提案させていただきます!
自宅でのセルフケアによって、SRPの予後も変わってきますので、ぜひ実践してみてください!!
まずは1ヶ月、根気よく続けていただくと、お口の中の変化に気が付くと思います☺️
今回は歯周病治療SRPについてお話ししました。
普段の検診でも歯周病についてお話しさせていただいておりますので、
気になることがあればお気軽に歯科衛生士にお声掛けください💡